「漢方でデザインする冬の暮らし」

①冬に養う臓は生命の根幹“腎”

生命活動の源泉は腎に在り。若々しさ、美しさ、活力、寿命は

この源泉がたっぷり蓄えられていれば、引き出すことができます。

そして、蓄えやすい季節の冬が今年も来ました～♥

この冬もたっぷり命の玉（精）を蔵である腎にいっぱいにするべく

冬養生を心がけましょう。これこそ最高のエイジングよ。

なんせ、五臓の中でも陰と陽の両方を持ち合わせた唯一の内臓です

から、、、

②腎の取り扱いのコツ

嫌いなこと：冷え（特に下半身を寒さにさらすこと）

　　　　　　恐いこと、びっくりさせられること

好きな食べ物：黒い食材→黒豆、黒ゴマ、ごぼう、黒米、

　　　　　　　黒きくらげ、 のり、ひじき、わかめetc

喜ぶ献立：ラム肉、えび、鮭、ニラ、くるみ、ニンニク

　　　　　腎を温め精を付ける食材との組み合わせ

好きな味：塩味　朝の白湯に一つまみのお塩が◎

③おすすめの過ごし方

冬になると動物は冬眠し、植物は葉を落とし幹だけとなり、

土の中でじっと養分を蓄え、春の息吹に備える。

同じく、私たち人間も秋までに1年の片づけをし、

冬は静かにあまり動き回らない省エネモードになろう。

本を読んだりしながら知識を蓄えるのも養生のひとつ。

だって蓄えるのが1番スムーズな期間だから。

あちらこちらと精力的に活動したり、運動したり、感情を激しくアップダウンさせるのも腎を

痛めます。温かく栄養のあるものを食べ、睡眠を十分に取り、しっとりと大人な時間を過ごせ

たなら、春の芽吹きのように、生き生きとした“私”が蘇るのです

~little story~

ドッキリ番組あるでしょ。あれを見るといつもターゲットがかわいそうって思うの。

だって「驚く」「恐がる」って腎の気をめっちゃくちゃ目減らすから。。

あらら、この人、番組のせいで少し老けちゃうなってｗ